フランス革命

ブルゴーニュについて

ブルゴーニュワインといえば、丸みをおびたカーブのあるなで肩のようなボトルの形状をしていますが、このブルゴーニュワインは、宗教的な側面で大きな発展を遂げてきました。
ブルゴーニュにベネディクト派であるクリュニイ会とシトー会が、修道院を気づいて、修道士たちが品質の高いワイン造りの研究をしていきました。
修道士たちは、11世紀ごろ、ブドウを植える場所によってワインの品質が異なることに気づき、特に優れたワインができる畑には、クロと呼ばれる石垣で囲って、区別をしていたようです。

その後、ブルゴーニュワインの品質が高まり、ブルゴーニュ公国では外交ツールとして利用されるようになっていきます。
また、ブルゴーニュは、政治だけではなく、宗教によっても発展を遂げてきた背景もあって、生産者は、富裕層ではなく、小規模な農家が組織化しておこなっていたようです。
ボルドーでは、富裕層によって製造されてきましたので、そのあたりの違いもあるといえるでしょう。

また、フランス全域について言えることなのですが、フランスのワインの歴史において、もっとも大きな事件といえば、フランス革命ではないでしょうか。
フランス革命のときには、フランスの国内にある多くのブドウ畑が国有化されたのです。
フランス革命が終了した後は、ブドウ畑が売却されることとなるのですが、ボルドーの場合は、生産者が富裕層だったため、買い戻すことができましたが、一方、ブルゴーニュの生産者は農民であるため、すべてのブドウ畑を買い戻すことが不可能だったので、ブドウ畑は、畑ごとに細分化して、切り売りされる形となったのです。
たとえば、ボルドーで10haの畑というと、かなり狭い畑となりますが、ブルゴーニュ地方の場合、10haの畑というと、人によって感じ方は異なるものの、かなり大きな畑と考える人がいるのです。
それゆえ、ブルゴーニュ地方で作られたワインでは、同じ畑から作られたワインであっても、生産者が異なっているワインが数多く存在しているようです。


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