フランス革命

フランスのワインの歴史

ワインと言えば、フランスだと世界中で認知されているほど、世界でもっとも品質の高いものが生み出されている国なのですが、ワインは、フランスが発祥の地ではないのです。
これらの原料となっているブドウは、人類が栽培を始めた植物のなかでも、もっとも古いものの1つですが、その歴史は、フランスという国ができる前であるメソポタミア文明のころまでさかのぼります。
メソポタミアでワインの醸造法が培われたのですが、その後、エジプト人やフェニキア人へ伝わっていき、ギリシア人やローマ人へと伝わり、ようやく現在のマルセイユ地方へ1世紀になって伝わったことが、フランスのものンの起源だといえるでしょう。

1世紀には、いわゆるローヌ川の流域にワイン造りが伝わり、長い時間をかけてフランス全土へと広がっていきます。
2世紀になって、ボルドーとブルゴーニュへと伝わり、3世紀になるとロワールに伝わっていきました。
4世紀にシャンパーニュ地方へ伝わることで、現在有名なワイン産地すべてに伝わっていきました。

フランス南部から1世紀ごとにだんだんと北上して伝わっていったのです。
その後、フランス国内において、教会でおこなわれるミサでこれらが使用されるようになり、急速に需要が高まったことで発展を続けていくことになります。
また、ガラス瓶にコルクで栓をするという方法を発見したことにより、フランス国内でしか流通していなかったものが、イギリスやドイツ、北欧などへの輸出が可能になり、ワイン造りが一層加速していくのです。

現在でも、ボルドーやブルゴーニュは、ワインの名産地ですが、18世紀には、豪商や教会によって、高品質であることを重視したワイン造りが急速に発展していきます。
その後、フランス革命の影響でワイン産業が大打撃を受けることになり、フランス革命後は産業革命が起きたことによって、大きな発展を遂げることとなるのです。
産業革命全盛期の頃である19世紀半ばには、非常にワイン造りが盛んで、現在の2倍ものブドウ園があったと言われているほどなのです。



このページの先頭へ